付録 DHANGDANGGULA (Jaka Tingkirの伝記) (5)

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    18) よいか、Senopati (k.257)、お前の三人の部下である乳母のPanggungはBeringin Sepuh/tua[1]に、庭番はMerapi山の霊体たちを支配し、王朝内の敵から守るための司令官として配置する」と。彼らのすべてはSenopati殿下の命令に従うことになった。

    19) PanggungとKosaと庭番の三人は各々の指定場所に向った。残る二人は直ちに帰宅し、Senopatiは海の宮殿でのことを思い出して心の中で泣き、確かに異なっていて、Sunan Adilanguはこういった。「Senopati、お前の家は塀で囲わず、曲がり角の水牛だ。

    20) 牛や水牛の家畜小屋を作らずに、息子Senopatiよ、それはMataramでのお前の傲慢さではなくお前の願いからなので、家のない牛や水牛のように、お前に対峙しようとする間違いを作り出す悪者の誰にでも挑戦し、形を成すようにしなければならない。

    21) 平静と沈黙を利用するのが良い、感謝の念をもって目的に向って進み、牛と水牛が放たれた時にはその頭をつかみ、家に帰るときには十分広い家畜小屋に入れて、鍵をかけ(k.258)、夜更けに彼らが寝るまで待ち、Kang Murba (創造主)に任せるのだ。<319>

     

    [1] 宮廷内にある神木になっている大木の意味だろう。


    付録 DHANGDANGGULA (Jaka Tingkirの伝記) (4)

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      15) 「私が呼んだBibi Panggungと試そうとしているKi Kosa。重度の病気の際に南海の女王の贈り物のMinyak Jayengkatonを付けてみてくれ」。その命令を拒否せずにPanggungとKosaはMinyak Jayengkatonを体に垂らすと直ちに二人とも消えてしまい、化け物になってしまった。

      16) 二人が消えた後Senopatiは自分の過ちで三人の部下をなくしたことに落涙しその後ゆっくりとこういった。「KosaとPanggung、お前たち自分を示してくれ」。彼らの答えは「ご主人様。私たちの姿が見えないとはいえ、ご主人様から香油を与えられた時以来、決まっているのは私たちはあなた様から離れないということです」。

      17) Sunan Adilanguは対応して「お前たちNi PanggungとKosa、Hyang Agungの依頼を受け入れてくれ、お前たちは主人の身代わりになった犠牲者であり、たとえ精霊になってしまったとはいえ、将来までずっと本当の人間であることは確かで、ご主人様をお守りするのだぞ。<318>


      付録 DHANGDANGGULA (Jaka TIngkirの伝記) (3)

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        8) この二人が移動し始めた後、Sunanは「おまえが南海の女王と知り合うことには邪魔しない。お前の意思が正しければ、お前次第だが、友好関係を持つ権利があり、それはジャワ島を統一することだからであり、支援を求める権利がある。

        9) さあ、Matramに帰ろう、僕はお前の家に寄る」と言った。さあ、道を急ごう。Sunan AdilanguはSenopatiに伴われて。彼らは道を急いで家に着くなり裏の建物を目指し、Sunan Adilanguと孫のSenopatiは女王から賜った卵と香油を確認しようとした。

        10) アヘンを吸引するのが好きで咳をしてやせこけた年寄りSenopatiの御庭番はその症状が出ると寝ることもできず、Hyang Widiに対して超能力を依頼して、力と長寿を願い(k.255)、彼の主人が近づくと毎回このような依頼を気が遠くなるまで行い、かれは睡眠に落ちることができず寝台から降りた。

        11) 腰かけた後Senopatiは「Ki Taman[1]、お前が力を望んで祈っていることを先ほど耳にした。それは本当か?Hyang Widiに病気からの快復と長寿を願ったのか」と話しかけた。

        12) 「お前の願いを信じることができたら、すべての病を取り除くように人生の前提条件を与えよう。」御庭番は謝意を述べSenopatiに近づき卵を受け取り、直ちに呑み込むと庭番の体は、つむじ風のように速く回す竹製の玩具のgangsinganのように、くるくると回り大木に向った。

        13) 庭番は小山のように大きくなり、犬歯はとがり髪は縮れ毛になり、怖がって泣いた。Sang SikiはSenopatiを見て「息子よ、見てごらん、南海の女王の意思に従うとこうなるのだ」と。Senopatiは七日間無言の行を続け、その姿を心にとめて反省し、Senopatiは新しい山のようにすっくと立った。

        14) Sunan Adilanguはすぐに「もう一つ、Minyak Jayengkatonという名の確認すべきものがある」。Senopatiは了承し(k.256)、Nini Panggungという名の宮廷の乳母とKi Kosaという名の楽師を呼ぶように命じた。しばらくしてこの二人が来てからSenopatiはゆっくりとこう言った。<317>

         

        [1] 「御庭番君」


        付録 DHANGDANGGULA (Jaka TIngkirの伝記) (2)

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          5)  Sunan Adilanguはまだ自分が躊躇しているのを感じており、Senopatiの心も揺れていて、Wikuを見て「わが子よ、女王が寝ている間に帰ろうではないか、お前は後日また気に掛けることもあるから」と言い、続いてSunan Adilangu陛下とSenopatiは海の宮殿を後にしたのであった。

          6)  海の門まで来たとき、南海の女王はすでに寝ているのが分かった。仰向けに寝ていてその体は大変大きく、裸で寝ていていびきをかき、髪の毛は固まってごつごつしており、犬歯は鋭く飛び出していて、その長さはjengkal[1]の三倍はあり、その乳房は垂れ下がり、Senopatiは言葉が出ないほど驚いたその姿を見て恐怖のあまり震え上がった。

          7)  (k.254) Sunan AdilanguはSenopatiに「息子よ、あれが南海の女王の本当の姿で、惚れ魔術のために美人に変身できるのだ。」と言った。「Linulu」とHyang Agungに向い、更に変化して起きた時には一日に七回変身でき、美しくなる。もう満足したなら帰ろう。彼女が目を覚ました時に悲しむだろうが。<315>

           

          [1] 親指と中指で計った長さ・約15cm


          付録 DHANGDANGGULA (Jaka TIngkirの伝記) (1)

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            1) 「息子よ、お前は海から何を得てきたのか尋ねたい」。Senopatiはゆっくりと「はい。食べるようにとTelur Lungsung JagadとMinyaj Jayengkatonをいただきました」。この二つは贈り物であることにWikuは気づき、丁寧に「お前がまだそれを証明しなくてよかった。そを食べたらお前は何にでもなれるのだ。

            2) 不幸な人生を得るだけで、王国を支配する王になるという欲望と失敗するに違いなく、広い海の罠に落ち、Mataramには戻れなくなり、南海の女王の夫になってしまい人間としての形をなくしてしまうから、お前の姿かたちが変わってしまうために、お前の民と家族はお前を見ることかなくなってしまう。<313>

            3) 再度お前にはっきりと問おう。女王の美貌をお前は好きか、どういう形をしていたか」と言った。Senopatiはゆっくりと「生まれてこの方見たことがないほどその顔は大変美しく、Dyah Ratu Kidulのようでした(K.253)」と答え、Wikuは微笑んで「お前は惚れ魔術にかかったのだよ、それは魔術なんだ。

            4) お前は以前に見たことがなかったからで、私はその都に入ったことがあり、女王の小指から指輪を盗み、これが女王の本当の姿なのだ。むすこよ、よく見てごらん」と話した。Senopatiはげんこつ大の輪のあるとても大きな指輪をみて驚いて、Senopatiは平伏して注目した。<314>


            付録 民間伝承の歌(13)

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              27) Hyang Widiと自分自身を合致させることで、このような人は王に向かう以外の方向に座らされる。傲慢でない自分自身に注目しなさい、惚れ魔術が見えて、しっかりとした権威をもって進めている。

              28) すべての行動には心を邪魔するものはなく、魂の平安が残るだけだ。多くの振る舞いはその名ばかりになってしまってはならない。Senopatiは真剣に師匠の夢に焦点を合わせ、そして私は知識では得られない例をさらに上げよう。

              29) 空や高い山や海のすべてが例であるようにお前は見下してはならない、天の与えたものの先にはいろいろな人間がいて高貴なものに頼るのである。<312>

              30) 地の厚さとその広さこそが人間の持つ二つの性質であり、大きくて高い山々それに深い海と広々とした波、それ以外に強いものはない。

              31) 彼らの強さを信用なさい、地も海も彼らで満たされ、人の性格のように天も山もその違いがなくなり、知識を持たない人には少しだけ異なる。

              32) あなたが王になった時には努力を怠ってはいけない(k.252)。いとしい人よ、この地を創造したKang Murbeng Bumiに委ねなさい、Sukma Gung (Hyang Besar Sukma)に対して味方となるから。

              33) Hyang Widiの望みやすやすと従い、自分の目的に焦点を合わせ、自分勝手な気まぐれはしてはならず、信仰を持ち、女性の色香に警戒することです。

               

              民間伝承の歌 終


              付録 民間伝承の歌(12)

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                18) 「あなたの送った魔法を受けてしまいましたわ。私が望んでいたのは恋の病の厄払いの薬としてのあなたの魔法でした」。Dewiはその愛情をSenopatiに与えたのだった。

                19) お返しにくちびるへのキスはゆっくりと歯までとどき、親愛の甘噛みとなったのでDewiはおどけてSenopatiの行動に驚き、訪問は終わったのだった。

                20) SenopatiがDewiの都を出ると死海から海は消えていて、Senopatiはまるで地上を歩くように水面を歩いて進んだ。

                21) Senopatiが海まで来るとParangtritis海岸に仁王立ちしている人を警戒して見た。その人はSenopatiの師匠であるSunan Adilanguであることをしっかりと感じたのだった。

                22) Senopatiは直ちに大師匠のところに近づき、頭を下げてあいさつした。その従順さを受け入れる印として師匠は師弟に触れ、礼儀正しく座った。

                23) Sunana Adilangiは慈愛を込めてこう言った。「ここで出会ったことで君を祝福する。実際に道中で何が起きてしまったのか、私はずっと待っていたのだ。<311>

                24) 例えばお前が陸上を歩くように海をぬれずに踏んできたというだけでも、お前は他の誰よりも霊力があるが、他人を見下してはならないことを心に刻んでおきなさい。

                25) 傲慢、うぬぼれ、威張ることはダメでHyang Manonに憎まれたり、イスラム伝道師も憎むだろう。地獄がHyang Widiの呪いを受け入れる時、Hyangの望む通りに傲慢な発言は隠しておきなさい。

                26) (k.251)傲慢な人は生意気以上である。世界の創造者であるHyang Sukmaの禁忌を守る人は誰でも、傲慢とうぬぼれは人間の傲慢さであり、長所をほめてもらうことを願い、そのすべては道理に合わないのだ。


                付録 民間伝承の歌(11)

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                  10) より強力にするために私と一緒に軍を提供し、Telur Lungsung Jagadという名のものを提供します、彼は大きく影響を与え、必ず長寿であり、急速に強くなります。

                  11) Jayengkaton[1]という名の精油で私に与えられたDewa」この二つの件はSenopatiに与えられ、Senopatiはこれらを受諾し、好意を追加し、戦争のための武器を得たのだった。<309>

                  12) すべての霊体によって準備ができているという宮殿からSenopatiへの情報を(k.249)をDewiは再度伝え、Senopatiはその情報を受け取ったあとDewiはSenopatiを親しく抱きしめたのだった。

                  13) 「王子、お願いをさせていただけるのなら、すぐに帰国なさらないように。私の計算では、私が待ち続けてきたようにあなたが帰国される期日にはまだ達していません」。

                  14) Senopatiは女王を慰めて「僕の愛するいとしい人よ、あなたの気持ちはしっかとわかりましたが、ここをおいとましてあなたとお別れをしなくてはならないだけなんです。

                  15) いとしい人よ、悲しまないでおくれ。Mataram王国に戻ることを許してほしい。僕を見ているこの海の乙女の下にじきに必ず戻ってくるから。

                  16) いとしい人と別れることに僕の心は大いに揺らいでいます。王国を守るという責務からだけなのです」。Dewiはその後Senopatiの膝を抱いて泣き崩れ「王子、すぐにここに戻ってきてくださいね」とだけ。

                  17) 言葉が尽きるまでSenopatiは愛の言葉をつづけたのち、直ちに南海の女王はSrimangantiまで腕をからませて見送り、その時深い愛情を込めた目つきでSenopatiはDewiを見つめたのであった。<310>

                   

                  [1] 神話上の名馬


                  付録 民間伝承の歌(10)

                  0

                    MIJIL 民間伝承による歌

                     

                    1)いとしい人よ、あなたのことを忘れてしまうことを心配にするは及ばない。僕を見て。この時から終末の時まで、ずっと愛することを誓うから。

                    2) 僕がたくさんの美しい妻をめとったとしても、僕の愛はあなた以外には向かわない、それは恋に狂わせたあなただけに向いた確固とした愛の印だ。

                    3) 僕がなぜベッドの上で常識外れのことをしたか、膝の上から離れないようにしたか、妹というより姉様、僕は本当に病気にかかっていて、いとしいあなた以外の薬はまだ得ていないのです。

                    4) 寂しい気分を払しょくできるもの、たとえここまでの遠い道をたどってこなくてはならなかったとはいえ、隠すつもりはありませんが、僕はそれを国民とともに待ち続けていたのです。

                    5) 理解を求めるSenopatiの甘い言葉は女王の琴線に触れ(K.248)その魔法はDewiの元気を奪った。そしてSenopatiに「王子、下してください」と言った。

                    6) Dewiは降りると花の上に座りSenopatiにまた話しかけた。「王子、あなたに無礼すぎることをしてしまって誠に申し訳ありません」と。<308>

                    7) これ以上のお願いはありません。本当の愛情は子々孫々替えてはなりませんし、ずっと私のものです」。Senopatiはすぐに抱きすくめDewiはひざまづぃた。

                    8) 「はい、いとしい人よ、心配することはなく、そうなるだろう」。DewiはSenopatiに向ってさらに続けた。「はい、王子、もし嫌な状況になって戦になった時には、私がすぐに助けに行きます」。

                    9) Dewiは邂逅の最後の印としてゆっくりとうなづいて「息を止めて両手を握りしめて三回足踏みすれば、霊界の軍隊を引き連れて私が直ちに参ります。


                    付録 Babad Tanah Jawi (ジャワ年代記) (9)

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                      MIJIL 民間伝承による歌

                       

                      1) いとしい人よ、あなたのことを忘れてしまうことを心配にするは及ばない。僕を見て。この時から終末の時まで、ずっと愛することを誓うから。

                      2) 僕がたくさんの美しい妻をめとったとしても、僕の愛はあなた以外には向かわない、それは恋に狂わせたあなただけに向いた確固とした愛の印だ。

                      3) 僕がなぜベッドの上で常識外れのことをしたか、膝の上から離れないようにしたか、妹というより姉様、僕は本当に病気にかかっていて、いとしいあなた以外の薬はまだ得ていないのです。

                      4) 寂しい気分を払しょくできるもの、たとえここまでの遠い道をたどってこなくてはならなかったとはいえ、隠すつもりはありませんが、僕はそれを国民とともに待ち続けていたのです。

                      5) 理解を求めるSenopatiの甘い言葉は女王の琴線に触れ(K.248)その魔法はDewiの元気を奪った。そしてSenopatiに「王子、下してください」と言った。

                      6) Dewiは降りると花の上に座りSenopatiにまた話しかけた。「王子、あなたに無礼すぎることをしてしまって誠に申し訳ありません」と。<308>

                      7) これ以上のお願いはありません。本当の愛情は子々孫々替えてはなりませんし、ずっと私のものです」。Senopatiはすぐに抱きすくめDewiはひざまづぃた。

                      8) 「はい、いとしい人よ、心配することはなく、そうなるだろう」。DewiはSenopatiに向ってさらに続けた。「はい、王子、もし嫌な状況になって戦になった時には、私がすぐに助けに行きます」。

                      9) Dewiは邂逅の最後の印としてゆっくりとうなづいて「息を止めて両手を握りしめて三回足踏みすれば、霊界の軍隊を引き連れて私が直ちに参ります。

                      10) より強力にするために私と一緒に軍を提供し、Telur Lungsung Jagadという名のものを提供します、彼は大きく影響を与え、必ず長寿であり、急速に強くなります。


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