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南海冥府の女王 第三章 ジャワ社会における南海の女王と南海冥府の女王、北海の女王(32)

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     その後一か月の間Pangandaranの洞窟の中で、南海の支配者の使者に伴われてKi Ageng Tambirはガラス箱の中の卵が孵化する瞬間を待ち続けた。ついに、天候が変わり暗くなって満月の光がとざされ雷鳴がとどろき篠突く雨が降り始め、使者よればこりはもうすぐこの卵が孵化する兆候であるとのことであった。Ki Ageng Tambirはこのような異常な事件を見られないと文句を言ったが、この使者は自分のような生き物にとって明暗はないと言った。

     その時は洞窟の中に一条の光が上からさしてくることでやってきた。この光はガラスの箱に衝突しこの箱は大音響とともに砕け散った。<105>尋常でない感覚に伴われ、Ki Ageng Tambirは卵が割れて水田で見かけれられるような小さな蛇(ナミヘビ)が生まれた。

     当初Ki Ageng Tambirは、生まれたのが小さな蛇で他の蛇と同じように見えたのでがっかりした。この小さな蛇が龍の大きさまでどんどん大きくなったのでこの落胆はすぐに尋常でない驚きに変わった。この時外では天候は晴れに変わり黒雲は吹き払われ満月の光が満ちた。

     

    続く


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      • 2018.04.16 Monday
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