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第九章 おわりに 南海の女王陛下への信仰とジャワ人生活への影響 (12)

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     第三の角度。南海の女王陛下の存在への信心に対してどのような態度をとるかという問題以外に、現在わが民族が目覚めなくてはならないことの一つは、実は古ジャワ時代以来この民族が自己の社会の栄光と安寧の基礎としての海の重要性について深い理解と注意を払ってきたことである。上記の覚醒は単に南海の女王陛下への信心の形であるだけではなく、海洋の強固な探検者としての先祖の日常で形作られて、二世紀以来ジャワ人は広い海に漕ぎ出し、ゆえに10世紀には地球上の大部分で交易と航海のネットワークを有していたことは国際世界で認められているのである。ジャワ人の海洋への情熱の退歩は、ジャワ島内陸部に王都が移転した後、海岸部が外国に占領され植民地化されて初めて起きたのである。それゆえ、海軍と航路の拡大のために当時の植民地主義と対決をしなくてはならなかった。事実、インドネシアの地から植民地主義が撤退した後、この民族はいまだ完全に海域を支配できていないのである。いろいろな海上での力はまさに外国勢力にその運営を委託しており、この民族は最小の部分を得ているだけなのが実情である。ますますこの部分と南海の女王陛下の神話の霧も失われていくとともにこの民族の海への熱情もますます衰えていっているのである。


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      • 2020.04.06 Monday
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